【採用力強化におすすめ】サステナビリティページ制作 10のステップ

デザインマーケティング

近年、持続可能な社会の実現に向けて、企業がサステナビリティに関する取り組みを公開することが重要視されています。

自社のサステナビリティ活動を広く伝えるために専用のページを作成することは、企業のイメージ向上やステークホルダーとの信頼構築にとって非常に大切だと言われています。

今回の記事では、弊社が自社のサステナビリティページを作成する際に行った10のステップをご紹介します。

サステナビリティページを作成したいと思われている方の参考にしていただけたらと思います。

サステナビリティページを公開するまでの10のステップ

1. SDGsの理解と各項目の確認

まずはじめに、SDGsについての理解を深めます。

SDGsは国連が定めた17の目標で、持続可能な社会の実現に向けたグローバルな課題を網羅しています。

各目標が具体的にどのような内容を含むのかを確認することで、自社で何を取り組むべきか、また日々の取り組みがどの目標に関連しているのかを明確にします。

2. 他社のサステナビリティ活動の調査

自社で取り組むサステナビリティ活動をまとめるにあたり、同業他社が行っている取り組みを調査します。

具体的には同業種の会社を中心に、サステナビリティ活動を開示している会社を数社ピックアップし、どういった活動を行っているか確認し取り組み方の参考にします。

3. 自社のサステナビリティ活動の洗い出し

次に、自社がこれまでに行ってきているサステナビリティに関する活動を整理するために洗い出します。

このプロセスで、現在運用している取り組みをリストアップし、それぞれの活動の目的・詳細内容について整理をします。

4. 活動をカテゴリに分類

活動内容を改めて把握した後、それらがSDGsのどの目標に当てはまるのか分類します。

その分類から「環境」「文化」「生活」という3つの主要カテゴリに分け、取り組んでいるサステナビリティ活動がどの分野にどのように貢献しているのか明確化します。

5. 掲載原稿の検討

次に、各取り組みを明文化するためのタイトルと文言の検討です。

タイトルは短く、簡潔で、かつ魅力的なものにすることを心がけ、説明文では活動の具体的な内容やその意義を明確に伝えるように意識して原稿を用意します。

6. ワイヤーフレームの作成

続いて、ページの構成や情報の配置を視覚的に表現した設計図となるワイヤーフレームの作成です。

ページの流れや各要素の配置がどのように見えるかを確認し、ユーザーが情報をスムーズに受け取れるように構成を検討します。

7. デザイン作成

ワイヤーフレームが完成した後、具体的なデザインの作成に入ります。

デザインでは、自社のブランディングに合わせた色使いやフォントを選定し、視覚的に魅力的で一貫性のあるテイストにします。

8. コーディングとテストアップ

デザインが完成したら、コーディングからテストアップまでを行います。

コーディングでは、HTML、CSS、JavaScriptを使用してページを構築し、ページがさまざまなデバイス(PC、タブレット、スマートフォン)で正しく表示されるかをテスト検証を行います。

9. 社内また上層部への確認依頼

ページが完成したら、社内の関係者、また上層部に確認依頼を出します。

内容やデザインについて意見をもらい、必要に応じて修正を加えます。
ここで役員からのフィードバックを得ることで、経営陣の視点を反映したより良いページに仕上げることができます。

10. ページの公開

最後に、ページの公開です。

https://www.e-2.co.jp/sustainability/

サステナビリティの取り組みは継続的に進化するものですので、情報の更新や新しい活動の追加を行うことで、常に最新の情報を提供するようにします。

ページ公開後、成果を感じたのは採用活動時

この一連の流れから弊社のサステナビリティページを公開して、一番効果を感じたのは採用活動時でした。

応募者様の中からサステナビリティページを見たという方が多く、弊社の取り組みがしっかりと伝わり、魅力に感じてくれていることを実感できました。

また、改めて自社で行っている取り組みを正確に理解できたこともメリットだと感じています。
魅力ある制度や福利厚生があるのに、今までは採用の募集要項に記載していなかったものが多くあったことが分かりました。


弊社では、このプロセスを通じて得た経験とノウハウを活かし、お客さまのサステナビリティ活動を効果的に発信するお手伝いをしています。
少しでもご興味をお持ちでしたら、是非以下からお問い合わせください。

https://www.e-2.co.jp/contact/


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